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オークション開始
2024/09/27 (金) 08:52 |
※ = 自動入札
脇差: 拵え入り(保証:保存刀剣)
銘: 武州住康重
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は兼綱としては上作にランクされる作品です。
はばき: 金着一重はばきに岩石風の模様を彫る。
刃長:49.3cm
反り:1.0cm
目釘穴:2個
元幅:3.19cm
先幅:2.41cm
重ね:0.61cm
時代:江戸時代初期頃
体配:身幅が広く重ね厚く反りが浅くつきがっしりとした寛文新刀の体配の脇差。
表裏の棒樋を掻く。
地鉄:板目肌良く錬れて下原独特の地金となる。
刃紋:小沸出来、越前新刀を思わせるのたれ刃に小足が働き帽子丸く返る。
特徴:武州住康は室町時代末期から江戸時代中期まで活動した。本作は江戸時代寛文頃の作と思われます。
拵:
鐔:円形の鉄鐔に文字を入れる。
縁:赤銅地に横線模様を刻み点象嵌をほどこす。
頭:角
目貫:軍配図
小柄小刀: 真鍮地に糸瓜の図を彫り象嵌色絵をほどこす。
葵美術より一言:本作は身幅重ねがしっかりとした作品で江戸新刀の見所を堪能させる作品です。
下原一派に大菩薩峠で有名になった机竜之介の愛刀が武蔵太郎安国で下原刀は良く知られる様になりました。本作はがっしりとした健全な作品でお薦めしたい作品です。拵えは鞘が素晴らしく状態の良い拵えがついております。
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