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このオークションは終了しました。
入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2020/10/01 (木) 11:24 |
※ = 自動入札
短刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘:兼元
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は兼元としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:赤銅地一重
刃長: 9寸3分(28.2センチ)
反り:なし
目釘穴:2個
元幅:2.47センチ
重ね:0.54 センチ
刀身重量:165 グラム
時代:室町時代末期
体配:身幅尋常な重ね厚く、やや長めの短刀で表裏に棒樋を彫る。
地鉄:板目肌良く練れて地錵が良く付き
細かな地景が入りよく練れた地金となる。
刃紋:錵出来のたれに二重刃が働き
刃中、砂流し、金筋が盛んに働き帽子丸く返り先、掃掛けとなる。
特徴:本作の兼元は初代作とも見えるが、作風は甘呂俊長の良く似た作品です。
通常の兼元の作風とは異なり、時代も古く見え
相州伝の作に酷似する。現在特別保存に合格しております。
拵:
縁頭:鐺:木製で黒漆
鞘:赤茶色に和歌がかかれている
目貫:赤銅地で牛と思われる図柄を高彫りする。
葵美術より一言:兼元の初代を思わせる作品ですが
作風は相州伝甘呂俊長を思わせる見事な作品です。
代が下がると兼元は三本杉風の作風となり代が更に下がるとその傾向は強くなります。
私見では初代作とも見えます。いずれにせよ美濃の作風とはやや異なり相州伝の強い
甘呂俊長の作品に酷似しております。いずれにせよ名品です。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
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