AS15953 刀:肥前国住近江大掾藤原忠広(特別保存刀剣)

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘: 肥前国住近江大掾藤原忠広

新刀:大業物:上々作:肥前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥前国住近江大掾藤原忠広
としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み 最上研磨
鎺: 金着二重
刃長: 2尺3寸1分(センチ)
反り:6分1(センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.11センチ
先幅:2.47センチ
重ね:0.76センチ
刀剣重量:880グラム
時代:江戸時代寛永の頃
体配:身幅が広く重ね厚く反りが強く、
切先が伸びた最上級の体配をした作品です。
地鉄:小板目肌よく練れて精良な地鉄となる。
肥前肌あるいは小貫肌と言われる独特な肥前の刀です。
刃紋:沸出来互の目乱れに小互の目乱れが混じり足が入り
帽子、丸く返る。

特徴:肥前の刀工近江大掾藤原忠廣、本名橋本平作郎は初代忠吉の実子で、父の没後、寛永10年(1633)から作品が見られ、寛永18年(1641)に29歳で近江大掾を受領した。受領後の正保、慶安頃が最盛期であったと言われる。終生忠吉銘は襲名せず、忠広と銘した。藩から屋敷と切米二十石を拝領し、肥前刀の発展に努めた。長寿であり、作刀期間は約60年におよび、作品数が多く、作風も多彩である。元禄6年(1693)に80歳で没した。切れ味が良く、大業物に指定されている。地鉄の美しさでは肥前刀随一と言われ、父忠吉に次ぐ名工と高く評価されている。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に先端を金で描く
縁頭:鉄地に金で紋様を入れる。
鞘:梅花皮と思われたが他の植物の身を入れて
漆を何度か塗った作品と考えられます。
目貫::きの実を金で描く

葵美術より一言:肥前国住近江大掾藤原忠広の堂々とした作品で重要刀剣にも匹敵される作品です。さらに研磨が見事で充分刃中の働きが引き出されまた健全な作品です。




特別保存刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形

販売価格 2,500,000 円(消費税、送料共)

終了したオークション

入札がなかったため、オークションの期限が切れました

商品カテゴリー: ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2024/08/31 (土) 11:31

※ = 自動入札