AS20297-短刀:越後国義光作(無鑑査)

説明

短刀:白鞘入り

銘:越後国義光作(無鑑査)
昭和六十一年二月日                                 

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は義光としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み 最上研磨
はばき:金着せ二重
刃長:21.3センチ
反り:内反り
目釘穴:1個
元幅:2.07センチ
先幅:センチ
重ね:0.6センチ
刀身重量:120 グラム
時代:昭和61年
体配:身幅、重ね尋常な作品で表に樋を彫り
裏には護摩箸をほった奇麗な品の有る短刀。
地鉄:小板目肌良く詰んで地錵が良く付き
地景が入り素晴らしい地金となる。
刃紋:小沸出来直刃に柔な小足が入る

特徴:義光は本名を大野三男、昭和二十三年(1948)生まれ。
日本大学卒業後に吉原義人の門で学ぶ。昭和五十年(1975)に初出品し
奨励賞を受賞、翌年独立し郷里の新潟に鍛練所を設立。
数々の受賞歴を重ね、昭和五十九年(1984)の新作名刀展に
国宝「山鳥毛」写しを発表し一躍注目を集めた。
丁度本作が作刀された昭和六十二年(1987)に無監査刀匠となっており、
まさに油の乗り切った時期の力作といえる。
平成三年(1991)には岡山にも鍛刀場を設け作刀を行う。
華麗な重花丁字の世界で愛刀家を魅了する。

葵美術より一言:義光は短刀の制作はあまり無く刀の制作が多いのは
年間の制作本数が国によって決められているからと考えられます。 
刀の価格は数百万円であり短刀の価格はそれほど高価ではないといいうのが理由ですが
珍しく短刀の優れた作品を制作しております。 
刃中にかすかに柔らかく働く足は品格があり良く見ないと見過ごしてしまいます。 
研磨は最上研磨がほどこ され刃中の働きや地金に錵、地景が良く引き出されております。 
生刃も残されお嫁入り短刀として又家族の宝物として是非お薦めしたい一振りです。 

現代無鑑査
葵美術評価鑑定書:全身押し形

落札価格:¥750,000

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入札履歴

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最高入札者 : Dave Broekkamp

Dave Broekkamp
2020/10/04 (日) 10:01
¥750,000
オークション開始
2020/09/27 (日) 12:11

※ = 自動入札