AS24075 脇差:水府住源徳勝作(初代) 安政七年二月日刻印(特別保存刀剣)

説明

脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘: 水府住源徳勝作(初代)
安政七年二月日刻印

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は水府住源徳勝作(初代)としては 上上作
鎺:赤銅鎺
刃長:37.9センチ
反り:0.2センチ
目釘穴:1個
元幅:3.05センチ
重ね:0.69センチ
刀剣重量:705 グラム
時代:江戸時代安政7年2月
体配:身幅が広く重ね厚くがっしりとした作品です
地鉄:柾目肌よく寝れて地肌が流れる様な風情で
美しい地鉄となる。
刃紋:沸出来丸みを帯びた小さな五の目乱れが
刃区から先に至るまで続き掃掛となり小丸に返る。

特徴:初代の徳勝は勝村彦六と称し水戸の藩士で徳宗の弟子と言われる。江戸に出て細川正義、固山宗次、運寿是一等に学ぶと
言われている。この刀工は柾目肌が有名で本作も柾目肌をよく出し彼の大きな特徴となっております。刃中に地景が入り刃中には砂流、金筋が働き二重刃が働き秋の来ない素晴らしい作品であると考えます。

拵:
鍔:木瓜形真鍮地に侍が鬼追っかける図を描く
縁頭:赤銅魚魚子地に菊の花の文様を描く
鞘:黒蝋色鞘
目貫:赤銅ちに菊の花を描く。

葵美術より一言:徳勝初代の極めて早期の作品には印銘がありこの作品も同様にあるのは極めて珍しい。
おそらく安政7年2月に刻印された作品のみかもしれません。当初藤代日本刀工辞典の同じ作品とも思えましたが、多少文字の検体が異なっており非常に珍しい作品と考えられます。この署名のある印銘は安政七年二月日。刀工辞典の作品のみしか私はみてはお
りません。大変珍しい貴重な作品と考えます。

特別保存刀剣
葵美術鑑定書 
全身押し形




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2024/07/06 (土) 11:34

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