AS23263 刀:無銘(二王)(第19回重要刀剣)(拵え:保存刀装具)

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(第19回重要刀剣)(拵え:保存刀装具)

銘:無銘(二王)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は無銘(二王)としては 最上作 にランクされる作品です。
研磨済み

鎺:金着二重
刃長72.6センチ
反り:2.2センチ
目釘穴:1個
元幅:3.03センチ
先幅:2.06センチ
重ね:0.57センチ
刀剣重量:625 グラム
時代:鎌倉時代中期 文永頃1264年
体配:本作は珍しく生茎の作品で目釘穴一個で当時の体配がよく見えて茎の状態がよくわかる作賓で体配も同様な生茎の体配がよく観察できます。
幸い凌地が完全に残っておりますので鎌倉時代の作品の様子が明確にわかることであります。
地鉄:小板目肌よく練れて地景が入り
美しい肌目が良く見て取れる。地には明瞭な映りが現れる。
刃紋:匂出来直刃が明るく冴えて流れ切先は長く丸くさきに行き小さな丸を描いて返る。

特徴:二王清綱を祖として活躍する二王は鎌倉時代中頃の刀工で直刃を製作し映りの出る刀を製作します。

拵:太刀拵  保存刀装具
鍔:ほとんどの金具が鉄で製作されている。  
木瓜型鉄鍔に大切羽は素銅地に紋様を彫る。
縁頭:鉄地
鞘:朱塗鞘
かなり時代があり状態の良い作品です。
目貫:家紋を高彫りし金で色絵を施す。

葵美術より一言:鎌倉時代の生茎で目釘穴1個に極めて珍しい作品で大破もよくほぼうつ伏せ心の作品で凌ぎ地もはっきりと地鉄を鑑賞できるため当時の凌ぎ地をよくみることができます。当時の職人がどのように目釘穴を切ったのかも想像できます。是非この貴重な作品を是非お勧めします。

19回重要刀剣
拵え:保存刀装具
葵美術鑑定書  
全身押し形




落札価格:¥2,701,000

入札履歴

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最高入札者 : farls

farls
2024/02/17 (土) 10:27
¥2,701,000
rva.katana
2024/02/17 (土) 10:27
¥2,700,000
farls
2024/02/17 (土) 10:27
¥2,602,000
rva.katana
2024/02/17 (土) 10:27
¥2,601,000
farls
2024/02/16 (金) 18:57
¥2,600,000
オークション開始
2024/02/10 (土) 13:09

※ = 自動入札