AS23144 大小:薩陽士元平/奥大和守平朝臣元平

説明

ご注文番号:AS23144

大小:

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大:白鞘入り、拵え付き(第24回重要刀剣)
銘:薩陽士元平
天明二年八月日

新々刀:上々作:薩摩
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は薩陽士元平としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金着二重
刃長:71.2センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:1個
元幅:3.13センチ
先幅:2.06センチ
重ね:0.66センチ
刀剣重量:775グラム
時代 江戸時代天明2年(1782)
体配:身幅が広く重ね厚く反りてえ適度に付き切先がややのびた体配の良い姿をした作品。
地鉄:小板目肌よく詰んで黒味のある地鉄となる。
刃紋:匂口の深い直刃を中心として互の目乱れが混じり帽子一枚風に匂口深く先掃きかける。

特徴:薩陽士元平は元直の子供で孝左衞門と称し寛政元年大和守を受領し文政9年7月15日83歳で亡くなる。
しっかりとしていて、自鉄が良質なので、かなり研ぎ減っても芯鉄がでないと言われたそうです。

拵:
鍔:赤銅魚魚子地に波の図と大木と木の花を入れる
表には唐人を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:赤銅魚子地に昆虫や花を高彫し金で色絵をほどこす
銘ー美濃住兼中
鞘:黒蝋色鞘
目貫:獅子を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:元平は黒味のある作品で中心の尻の部分に1本又は2本の筋を刻んでおります。
また茎線は栗尻の部分から少しそれているのが特徴でもし線がど真ん中であれば偽名となります。
地鉄が澄んだ作品で黒味のする作品でなければなりません。それ以外は偽名であります。

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小:白鞘入り、拵え付き
寸伸び短刀(特別保存刀剣)

銘:奥大和守平朝臣元平
文化三寅春

新々刀:上々作:薩摩
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は奥大和守平朝臣元平としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金着一重
刃長:31.0センチ
反り:0.3センチ
目釘穴:1個
元幅:2.96センチ
重ね:0.58センチ
刀剣重量:275グラム
時代:江戸時代 文化頃(1806)
体配:身幅が広く重ねやや厚く反りやや深くつき切先がのびた作品
地鉄;小板目肌に杢目が混じり精良な地鉄となり黒地鉄となる。
刃紋:沸出来匂い口深く尖刃よく働き帽子小丸に返る。

拵:(目貫に保存:無銘(京金具師)金無垢地)
鍔:赤銅魚魚子地に波の図と大木と木の花を入れる
表には中国篦の貴人を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:赤銅魚子地地に昆虫や花を高彫し金で色絵をほどこす 銘 美濃住兼仲
鞘:黒蝋色鞘
目貫:金無垢地に獅子を高彫する。
小柄:赤銅魚子地に菊の花を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:奥大和守平朝臣元平は荒沸の強い刃紋を焼き上げるが寸伸び短刀の製作はかなり難しく、また彼の短刀製作はほとんどなく珍品なかの珍といって良いと思います。 またこの短刀は極めて出来が良く研磨も素晴らしく地鉄がよく引き出されさらに刃紋も同様で一見すると元平とは見えない素晴らしい出来です。
拵えも同様大と一緒であり是非お勧めしたい作品です。
この大小は同じ作者の作品で大は古刀写の作品で小は鎌倉、南北朝時代の相州上工をおもわせる作品です。茎尻には1本に筋を筋うを入れております どうかこの出来の良い作品をお求めください。

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第24回重要刀剣(大)
特別保存刀剣(小)
保存刀装具鑑定書(小・目貫)
葵美術評価鑑定:全身押し形

-大-


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2023/11/15 (水) 12:40

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