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オークション開始
2023/09/12 (火) 11:18 |
※ = 自動入札
ご注文番号:AS23188
短刀:白鞘入り(特別保存刀剣)(箱入り)
銘: (刻印ナニハ)直胤(花押)
天保八年仲秋
鞘書: 大慶直胤 花押 天保8年仲秋 浪花 正宗写 刃長七寸1分 令和五弥生吉日 備山誌之
新新刀: 最上作: 武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。本作の出来は上々作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺: 金着二重
刃長: 21.5センチ
反り: 内反りセンチ
目釘穴: 1個
元幅: 2.18センチ
先幅: センチ
重ね: 0.52センチ
刀剣重量: 120グラム
時代: 江戸時代天保8年
体配: 身幅、重ね尋常な作品で体配がよく肉置きがよく、初刃が残る
地鉄: 小板目肌よく練れて美しい地鉄となる
刃紋: 沸出来互の目乱れ正宗を写した作品でこれほど小ぶりの作品は直胤には少なく、まずは珍品と言えます。
特徴: 直胤は安永7年に出羽国山形に生まれ、本名庄司美濃兵衛と称し、大慶と号した文政4年頃に筑前大掾を受領し、嘉永元年に上洛して美濃守に転じております。彼は若年の折に江戸に出て水心子正秀に門に入り、のちに師と同様に秋元候に仕え、細川正義とともに水心子門下の逸材となった。水心子正秀の門下となったのは定かではないが、彼が23歳の時に制作した作品に庄司直勝寛政13年正月日の銘があるところから、これより2-3年前の寛政11-12年と推定され、文化初年頃に独立したと考えられる。安政4年5月7日、79歳で亡くなっています。
葵美術より一言: 直胤は刀、脇差の作成は多いが短刀(一尺以下)の作品は極めて少ない。鈴木嘉定氏が製作した短刀という本にも30cm以下の短刀はなく、極めて珍しい作品です。直胤は寸伸び短刀の製作は多く存在しますが、短めの短刀製作は見たことがありません。これは正宗を写した作品であるからかもしれません。珍しい直胤の短刀を是非お勧めしたい作品です。
時代背景: 幕末となり、天保打ちと呼称された時代は日本刀の最盛期となり、実用・鑑賞用として最高級の玉鋼で日本刀を製作する様になりました。 事実、直胤、水心子正秀、固山宗次、長運斎綱俊など多くの刀工がより優れた刀を製作したため、年紀を聴くだけで出来の良い悪いが分かったと言われております。天保打ちの水準は高かったと言われるのは間違いがないようです。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書: 全身押し形 鶴田文佳
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