AS22642 短刀:秋元正忠造(出羽・元治頃)(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号：AS22642
短刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:秋元正忠造(出羽・元治頃)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は秋元正忠造としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:銀鎺一重
刃長:26.6センチ
反り:0.1センチ
目釘穴:1個
元幅:2.84センチ
重ね:0.65センチ
刀剣重量:245グラム
時代:江戸時代元治頃
体配:身幅が広く重ね厚く反りが少しあり初刃が残る。
地鉄:小板目肌よく練れて地沸がつききれいな地肌となる。
刃紋:沸出来互の目乱れ高低に変化があり匂口深く切先尖心に返る

特徴:正忠は秋元藩士で秋元米吉と称し長左衞門としょうする。出羽の刀工で秋田藩の藩士であった為ある程度自由に作品を製作したと考えられ出来も良く品格もある作品でお勧めしたい短刀です。

拵え：
鍔：木瓜形の鉄鍔に花を彫り、金色絵を施す。
縁頭：赤銅地に花を彫り、金色絵を施す。
目貫：鳥と花を容彫り、狂気山脈を施す。
鞘：黒石目地鞘
小柄：鉄地に紅葉と熊手を彫り、色絵を施す。

葵美術より一言:元治ころになると勤皇、佐幕に別れて戦いが勃発し特に出羽などは戦争が厳しくなり戦いが厳しくなってきました。余儀に行っていた秋元正忠はおそらく戦いに駆り出されていたことでしょう
本作は重ねもあり地鉄もよく刃紋も素晴らしい作品です。是非お勧めしたい出来です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形鶴田文佳
※海外送料別途