AS23150 脇差:無銘(末左[南北朝時代])(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS23150
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:無銘(末左[南北朝時代])

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(末左[南北朝時代])としては 上作 にランクされる作品です。

研磨済み
鎺:金色絵一重はばき
刃長:1尺5寸1分0厘(45.76センチ)
反り:3分2厘(0.97センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.3センチ
重ね:0.49センチ
刀剣重量:450グラム
時代:南北朝時代
体配:大きな長巻を擦り上げた作品で末左と呼ばれた作品であります。身幅が広く重ねの尋常な作品で豪壮な姿であります。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで精良な地鉄となる。
刃紋:小沸出来互の目乱れとなり帽子尖り心に小丸となり返りが深い

特徴:本作は大きな長巻を擦り上げた作品で末左と呼称される。末左とは左文字の子供や弟子をいい安吉、吉貞。定行。行弘などの刀工をさして言う。これらの刀工は地鉄が住んで美しく刃紋は直刃や乱れ込んだ作品が多い。左文字は正宗の第一の弟子でしかも地肌が綺麗であったと言われている。おそらく相模から、その後九州に移住し移住して多くの弟子を育てたと考える。本作を見ると地鉄が非常に良く練れて美しく流石に左文字一派の作品と言えます。

葵美術より一言:左文字一派の刀工として刀剣博物館で鑑定された末左は身幅がしっかりと身幅の広い作品で明らかに長巻を脇差に短くした作品であります。 長巻の幅広い作品は当時の華やかな雰囲気を醸し出しており、この長巻で戦ったのかと想像されます。研磨も良く是非おすすめ致します。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳



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2023/05/25 (木) 09:00

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