AS23009 刀:河内守国助(二代)(第26回重要刀剣)

説明

ご注文番号:AS23009
刀:白鞘入り、拵え付き(第26回重要刀剣)

銘:河内守国助(二代)
万治四辛丑 殺人活人並可要刀本来無一物

新刀:上作
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は河内守国助(二代)としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金着二重
刃長:2尺3寸5分(71.21センチ)
反り:4分(1.21センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.27センチ
先幅:2.05センチ
重ね:0.79センチ
刀剣重量:715グラム
時代:江戸時代万治4年
体配:身幅が広く重ね厚く反り適度につき切先、短めとなる
地鉄:小板目肌良く積んで綺麗な大阪地鉄となる。
刃紋:沸出来刃区から直刃その先丁子乱れ互の目乱れが重なり拳丁子乱れが入り帽子丸く返る。

特徴:本作は二代河内守國助の作品である。二代河内守国助は初代と三代に挟まれている所から通称「中河内」と呼ばれる。華麗な刃紋から新刀一文字と呼ぶ人もいる。慶安(1648~)から元禄(~1703)に至る迄の作刀がある。元禄十一年(1698)八月没。拳を握った時の状態に似ている所からいわれる特徴のある拳丁字は彼が初めて考案したと言われており、やや技工的な部分はあるが当時から人気が高い作風である。

拵:
鍔:円形の赤銅地に耳を立ち上げる
縁頭:赤銅地獅子と竹の図柄を高彫りする
鞘:黒地に石目地を入れ上部には朱と黒石目地を入れる中程に薩摩拵えを示す栗型がつけて
あります
目貫:赤銅地で獅子の図柄を高彫りする。
鐺;銀地に波を彫る

葵美術より一言:本作は第26回の重要刀剣で万治四辛丑 殺人活人並可要刀本来無一物と銘に切られている。この意味は禅宗における修行者の指導方法を表す言葉であり剣法に例えてつくられたもので
相手の誤った心や行いを厳しく制するのが殺人刀、逆に相手を受け入れ進ませるのが活人剣事物は全て本来空(くう)であるから執着すべきものは何もないという事。大変珍しい文章が茎についております。出来も素晴らしく 健全であり素晴らしい重要刀剣です。
(寒山押型 新刀事典p.78 書斎品)

第26回重要刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳



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2023/03/24 (金) 09:31

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