AS22711 脇差:龍泉子廣高(保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22711
脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘:龍泉子廣高

新々刀:安永
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 新泉子廣高 としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:銀一重菊紋透かし
刃長:45.4センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:1個
元幅:2.9センチ
先幅:2.12センチ
重ね:0.7センチ
刀剣重量:395グラム
時代:江戸時代安永の頃
体配:身幅、重ね尋常で反りがあり切先ののびた作品です。
地鉄:月山肌がよく出ており月山肌が明瞭にだております・
刃紋:沸出来直刃に小乱れとなり切先丸みを帯びた乱れ込み
特徴:大阪に住した摂津の刀工。安永ごろに活躍した新泉子廣高は3代廣高だと記載した本がありました。この作品は月山貞一、月山貞吉よりも以前に綾杉肌を製作していたことの証拠になります。今までの通例が根底から覆させられることになります。かなり貴重な作品であると考えます。

拵:
鍔:楕円形の鉄鍔にかすかに耳を立ち上げ梅の木と花を立ち上げて金で花の中心を描く
縁:赤銅魚子地地に菊の花びらと枝を高彫し金で色絵をほどこす 頭:蓮の花を立ち上げて一部金で描く
鞘:黒蝋色さや。
目貫:片面は龍を真鍮値で高彫りする

葵美術より一言:龍泉子廣高は月山貞一と同じく大阪に住んでいた。 製作した年代は1772年ごろであり月山貞一、月山貞吉の綾杉肌の開発はその後ということになります。これが正しければ、綾杉肌を江戸時代に復活させたのは月山一派ではなく龍泉子廣高だったという事になります。軽々しく論じることはできませんが龍泉子廣高の年紀がある作品が見つかればより確かなことがわかると思われます。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳


落札価格:¥500,000

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入札履歴

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最高入札者 : lehrgang

lehrgang
2023/03/28 (火) 05:21
¥500,000
オークション開始
2023/03/21 (火) 10:56

※ = 自動入札