AS22083 刀:於江府長雲斎綱俊造之/嘉永七歳三月吉日(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22083
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:於江府長雲斎綱俊造之
嘉永七歳三月吉日

新新刀:上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 於江府長雲斎綱俊造之 としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:赤銅
刃長:71.3センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.41センチ
先幅:2.33センチ
重ね:0.82センチ
刀剣重量:925グラム
時代:嘉永七年三月
体配:身幅が広く重ね厚く反りが適度につき切先がのびた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく詰んで無地肌となる
刃紋:沸出来互の目乱れ高低に変化があり帽子乱れ込んで先返る。

特徴:長運斎綱俊 初代は本国羽州米沢で生まれ加藤八郎長雲斎と号しのちに長雲斎と改める、加藤綱英の弟で文久2年12月5日亡くなるその作品濤乱刃の津田越前守助広や固山宗次などの作品が
多く本作の如く丁子刃の作品が多い、綱俊は和泉守國秀の三男で、
山形藩工で濤瀾刃の名手であった加藤綱英の弟。寛政十年(1798)生まれ。本国出羽、米沢藩上杉家の抱工という。加藤八郎と称し、是俊とも銘した。水心子正秀に学び、長運斎と号す。江戸に移住しさらに大阪に上がり、鈴木治國に師事したのち、西国を遊歴、熊本に駐槌。安政三年(1856)には長運斎を息子の是俊、二代綱俊に譲り、銘を長寿斎と改める。文政六年(1823)頃より江戸麻布の上杉家中家敷に住み、文久三年(1863)十二月六十六歳で没した。甥に七代石堂是一、弟子に固山宗次、高橋長信、青竜軒盛俊など優れた門人がおり、幕末の江戸の一大流派を築いた。備前伝では水心子一門を凌ぐ勢いであったと言う。

拵:
鍔:円形の中は渦巻き状に線を入れ耳には松葉状の紋様を金色で描く
縁頭:赤銅魚子地地に牛の図柄を高彫し金で色絵をほどこす:銘 春明
鞘:黒蝋色鞘
目貫:牛の図柄を赤銅で高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:本作は初代長運斎綱俊による刀で得意の互の目、丁子乱れを製作し拵えもきちんとした作品です。拵えもしっかりとした作品で是非お勧めしたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳


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2023/03/15 (水) 09:55

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