AS23007 短刀：来國俊/謹模濃州住丹波兼信之平成丁丑年八月日（委託品）

ご注文番号：AS23007
短刀：白鞘入り（委託品）

銘：来國俊
謹模濃州住丹波兼信之平成丁丑年八月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 丹波兼信 としては 上作 にランクされる作品です。
研磨済み　上々研磨
鎺：金着一重
刃長:25.1センチ
反り:0.0センチ
目釘穴:1個
元幅:2.65センチ
重ね:0.65センチ
刀剣重量:200グラム
時代:現代 1997年
体配：身幅が広く重ね厚く三つ棟となり表裏に棒樋と剣を彫る
地鉄：小板目肌よく練れて綺麗な地鉄となる。
刃紋：沸出来直刃に小足がよく働き帽子小丸に綺麗の返りその先小乱れ、掃掛となる。

特徴：丹波兼信が熱田神宮にある国宝・来國俊を模して製作した作品です。
丹波兼信は丹波清吾と称し入選８回を獲得し刀身彫の名人です。父の丹波兼延の門人。
自鉄・刃紋・研磨三拍子揃った名品です。

葵美術より一言：現代で見ることができる来國俊は痩せ細った作品が多いですが、製作当初はこのような健全な
姿だったろうと想像力を掻き立ててくれる作品です。本作は小足がよく働く沸出来直刃、綺麗な地鉄、鋒は小丸に返ったのちには掃掛と古さを感じさせます。

葵美術評価鑑定書：全身押し形 鶴田文佳
※海外送料別途