AS22662 刀:米沢臣加藤綱英(特別保存刀剣)(委託品)

説明

ご注文番号:AS22662
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(委託品)

銘:米沢臣加藤綱英
文化六年三月日 於東都作之
 
新新刀:中上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は米沢臣加藤綱英 としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金色絵二重
刃長:66.6センチ
反り:1.3センチ
目釘穴:1個
元幅:3.01センチ
先幅:2.15センチ
重ね:0.65センチ
刀剣重量: 660 グラム
時代江戸時代 文化6年
体配: 区送が3cmほどあるが擦り上げはなくまずは健全な作品で重ねもしっかりと切先ののびた反りもある作品です。
地鉄:小板目肌実に良く練れて美しい地鉄となる。
刃紋:沸出来、刃区より直刃その先大互の目乱れ濤乱刃となり匂口が深くつき水心子正秀に良く似た作品です。

特徴:米沢臣加藤綱英は米沢藩の藩工で江戸麻布に住み加藤国秀の子供で長運歳綱俊の兄で綱英という

拵:
鍔:円形の鉄鍔に水車、川の流れ植物や飛び回る鳥の図柄を彫る
縁頭:秋草と秋虫の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒蝋色鞘
目貫:植物を容彫る

葵美術より一言:私見では水心子正秀が文化13年頃までは濤乱刃を製作していた時季であったが匂口の深い作品は折れやすいと考え直刃や小乱れの作品を製作する様になった。文化6年頃は濤乱刃を懸命に製作していた当時米沢臣加藤綱英も一緒に水心子正秀の弟子として製作をしていたと考えられます。 地鉄は良く詰んで大互の目、濤乱刃は水心子正秀と同様に素晴らしい刃紋を焼いております。 長運歳綱俊も兄の綱英より濤乱刃を学んでおりますが技術は兄の綱英より劣り硬さを感じさせる刃紋となります。 この見事な米沢臣加藤綱英を是非お求めください

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳



終了したオークション

入札がなかったため、オークションの期限が切れました

商品カテゴリー: ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

入札がなかったため、オークションの期限が切れました
オークション開始
2023/02/08 (水) 10:34

※ = 自動入札