AS22588 脇差:於南紀重国造之(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22588
脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:於南紀重国造之
(金象嵌)守栄    
                      
新刀:良業物:最上作:紀伊
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金着一重
刃長:1尺4寸6分(44.24センチ)
反り:2分5厘(0.76センチ)
目釘穴:2個
元幅:2.74センチ
先幅:1.85センチ
重ね:0.62センチ
刀剣重量:360グラム
時代江戸時代寛永の頃
体配:身幅、重ね尋常な反り適度に付き切先が伸びる
地鉄:小板目肌実に良く練れて精良な地鉄となる。
刃紋:沸出来互の目乱れ匂口が深く濤乱刃風の波紋となる。帽子、丸く、返る。刃中、砂流、金筋が盛んに働く。

特徴:南紀重国本国は大和で通称九郎三郎、父包国とともに駿河において製作する。慶長の初め徳川家康より召し抱えられ元和5年に徳川頼宣に従い紀州に移り和歌山丸の内東方鍛治橋東に住した。一説に包国同人という。(金象嵌)守栄 守(かみ)とは四等官の最上官で国司の最高位。金象嵌で守栄と入れるくらいですからよほど大切な作品であったのだろうと想像できます。

拵:
鍔:円形の亜四分一地に畑を耕す田園風景と上部に鳥が飛ぶ図柄を高彫し金で色絵をほどこす。銘 奈良利治作
縁頭:赤銅魚子地に桐紋と線模様を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:青貝散らし
目貫:赤銅地で人物や家紋を高彫し金で色絵をほどこす
小柄:赤銅魚子地に桐紋を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言:南紀重国造の特徴は茎の目釘が大きいことと茎の最後尾はほぼ平に近い事が特徴です。刃紋は大和伝に近い直刃出来と濤乱刃風の作品が多くあります。特に濤乱刃は愛刀家に好きな方が多いですが、製作本数が少ないのが特徴です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳




落札価格:¥1,350,000

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入札履歴

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最高入札者 : hyoho-okinawa

hyoho-okinawa
2023/02/07 (火) 23:56
¥1,350,000
オークション開始
2023/02/01 (水) 11:09

※ = 自動入札