AS22279 刀:無銘(末左・大左一門)(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号：AS22279
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘: 無銘(末左・大左一門)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は大左一門としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:素銅一重
刃長:65.6センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:2個
元幅:2.95センチ
先幅:センチ
重ね:0.68センチ
刀剣重量：530グラム
時代:南北朝時代 1362年
体配:長巻き直しの作品で鎬地広く重ね薄く急な姿をして反りが深くつき鋭さを感じさせる。
地鉄:小板目肌良く積んで地沸がつき所々大板目が混じる。
刃紋:沸出来柔らかく直刃調に互の目乱れが絡み足、葉盛んに働き物打ち近辺からさらに激しく働き鋒は焼き詰め
となり刃中、砂流、金筋が入り鋒も同様に働く

特徴:古い研磨の為やや精彩にかけるがよく見ますと刃中の働きが横溢です。指裏の中程の刃中に小さな瑕があるが目立たず今一度研磨を施すと見違える作品となるでしょう、

拵え：
鍔：丸形の鉄鍔に紋様を透かし彫る。両櫃を金で埋める。　銘：越前住記内作
縁：赤銅地に金色絵で紋様を施す。
頭：角
目貫：花束を容彫る。
鞘：茶梨地鞘
鐺：四分一地

葵美術より一言実際よく見てみますと南北朝時代の姿をよく表し大左一門の作品と鑑定されております。研ぎ上げると素晴らしい刀となるでしょう。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書 :全身押し形鶴田文佳