AS21290-1 脇差：無銘（文殊）（保存刀剣）

ご注文番号：AS21290-1
脇差：拵え入り（保存刀剣）

銘：無銘（文殊）

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘（文殊）としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺：銀着一重はばき
刃長:45.2センチ
反り:0.7センチ
目釘穴:1個
元幅:2.66センチ
先幅:2.1センチ
重ね:0.66センチ
刀剣重量:430グラム
時代：江戸時代明暦の頃
体配：初代の南紀重国によく似た作品で
茎に大きく穴が開けられている。身幅やや広く重ね厚く
反り適度につき中切先となる
地鉄：小板目肌実に良く詰んで綺麗な地鉄となる。
刃紋：直刃できに小足が良く入り匂口が深く
帽子、丸く返り掃き掛ける。

特徴：文殊重国は初代南紀重国の２代目以降の作品で文殊という銘がつきます。

拵：
鍔：真鍮地に波と鳥を彫る。耳は立ち上げる。
縁頭：赤銅地に紋様を刻む
鞘：黒蝋色鞘
目貫：赤銅地に鳥と思われる図柄を高彫りする。
小柄：真鍮地に農夫と馬を彫る。
小刀：一秀作

葵美術より一言：澄んだ綺麗な地鉄に直刃出来に足がよく働き切先の刃紋は掃き掛ける、拵えは真鍮地の鍔と同様に小柄を入れた作品です。当時の真鍮地はかなり高価であったと聞きます。是非お求めください。
　　　　　　　　　
保存刀剣鑑定書
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