AS22478 脇差:大慶直胤(花押)(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22478
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘: 大慶直胤(花押)
於東大城下作之

新新刀:最上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 大慶直胤(花押)としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:真鍮一重
刃長:40.4センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:1個
元幅:2.97センチ
先幅:2.71センチ
重ね:0.7センチ
刀剣重量:450グラム
時代:江戸時代天保頃の作品
体配:身幅、重ね尋常な反り適度に付き切先がやや伸び生刃が残る
地鉄:直胤特有の渦を巻いた様な黒い地景とおもわれる地鉄がよく見て取れる。
刃紋:沸出来匂口やや深く互の目乱れに丁子乱れが混じり刃中に砂流、金筋が働く。帽子火炎風に掃掛て砂流が働き戻って鎬地と棟に焼きが入る。

特徴:安永7年に出羽国山形で生まれる。本名を庄司蓑平衞と称し大慶と号した。大慶直胤は文政4年頃に筑前大掾を受領し嘉永元年に上洛して美濃介に転じている。彼は若年のおりに江戸に出て水心子正秀の門に入りのちに師同様に秋元候に仕え細川正義とともに
水心子門下の逸材となった。彼は寛政11-12年頃に入門したと考えられる。安政4年5月7日になくなっている。彼は晩年3回ほどの長旅にでており伊勢神宮、三島、修善寺、浜松などを訪れてその地で作刀を続け茎にその様を入れている。

葵美術より一言 水心子正秀の門に学んだ時期は水心子正秀は派手な濤乱刃や互の目乱れを製作して評判が高かったが濤乱刃は折れやすいという欠点があったためその後は比較的地味な復古刀を製
作する様になりました。現在は日本刀で戦う時期ではないため華やかな刃紋が好まれております。 一方大慶直胤は比較的派手な相州伝を製作したり丁子乱れの作品を製作して評価を獲得していきます。 備前伝では映りのある作品も製作しております。刃紋は明るく冴えており直胤特有の渦を巻いた様な地景状の刃紋があります。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳



落札価格:¥900,000

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入札履歴

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最高入札者 : dajizu26

dajizu26
2022/12/09 (金) 10:26
¥900,000
オークション開始
2022/12/02 (金) 10:11

※ = 自動入札