AS22278 刀:無銘(直江志津)(第18回重要刀剣)

説明

ご注文番号:AS22278
刀:白鞘入り(第18回重要刀剣)

銘: 無銘(直江志津)

鞘書:志津 但し大擦上無銘也 刃長二尺参寸二分余有し
昭和戌申年晩秋日 寒山誌

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(直江志津) としては最上作 にランクされる作品です。
研磨済み
登録証番号:東京都5541
交付年月日:昭和26年3月8日 大名登録
鎺:金着一重
刃長:70.3センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:3個 内一個埋
元幅:3.25センチ
先幅:2.53センチ
重ね:0.72センチ
刀剣重量 765 グラム
時代:南北朝時代初期頃
体配:大擦上無銘で身幅が広く重ね厚く反りが深く付き鋒が伸び表裏に棒樋を掻き通す。
地鉄:小板目肌良く積んで綺麗な地鉄となり昌にに流れる部分がある。淡い映りが見て取れる。
刃紋:匂口深く浅い互の目乱れとなり品格があり足よく働き帽子乱れ込んで先掃きかける。

特徴:この作品は地鉄が抜群に良く格調のある地鉄はら戦前からは志津として伝えられ、寒山博士も鞘書に志津と書き入れている。 身幅が広く重ね厚く反りも深く体配の良い作品で特に地鉄が良く寒山先生が志津と評価したのも当然だと思います。 匂口も深く互の目乱れとなり研磨も最高に施され地鉄と刃紋が極めてよく見事に研磨が行われております。

葵美術より一言:直江志津とは美濃国志津の地から同国直江に移住した正宗十哲の一人である兼氏の門人達の総称であります。
その弟子が直江に移住して直江志津と呼称された。在銘の現存するのはごく稀で、大半は大摺上無銘極めであります。
本作は身幅が広く鋒がのびた体配の良さと地鉄の綺麗な様、さらに刃紋が穏やかな精良さとともに品格のある作品です。
是非お勧めしたい作品です。

第18回重要刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳





落札価格:¥3,200,000

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最高入札者 : jtwoodlake

jtwoodlake
2022/12/06 (火) 10:24
¥3,200,000
オークション開始
2022/11/29 (火) 11:18

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