AS22444 刀：播州手柄山氏繁(正繁)(特別保存刀剣）

ご注文番号：AS22444

刀：白鞘入り、拵え付き（特別保存刀剣）

銘：播州手柄山氏繁（正繁）
享和元年辛酉年二月日　　　かのととり1801年

鞘書：播州手柄山氏繁　享和元年期有し濤乱乱れ傑出した出来　　
刃長二尺三寸三分半有し
昭和乙酉年師走吉日　寒山誌　花押　　　　

新々刀：上々作：磐城　
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 播州手柄山氏繁（正繁） としては 最上作にランクされる作品です。
研磨済み
大名登録
登録証番号:京都1026号
鎺:金着二重
刃長:2尺3寸1分5厘 70.15センチ
反り:5分9厘1.788センチ
目釘穴:1個
元幅:3.21センチ
先幅:2.02センチ
重ね:0.62センチ
刀剣重量:740グラム
時代：江戸時代享和元年
体配：身幅が広く重ね厚く反りやや深く付き
切先がのびた作品である。
地鉄：小板目肌実に良く摘む
刃紋：刃区から直刃焼き出しがあり匂口が深い濤乱刃となり
匂口、さらに深く高低に変化があり見事な刃縁です。
帽子匂口深く丸く返る。

特徴：3代氏繁の弟で、後に銘を正繁と変えているため、こ
の銘が切られた作品は非常に珍しいです。

拵：
鍔：赤銅無地に耳には金の線を入れる。
縁頭：赤銅地に葵の家紋を高彫し金で色絵をほどこす
鞘：朱塗鞘
目貫：赤銅地に葵の家紋を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言　見事な作品で濤乱刃を見事に焼き上げた作品と言えます。　
匂口が深い濤乱刃で研磨も最上で行っており素晴らしい作品です。
目の覚める様な濤乱刃の正繁の傑作刀で拵えも良い作品で是非お勧めしたい出来です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
葵美術正真鑑定書　　　特別保存刀剣鑑定書
全身押し形 鶴田文佳