AS21402 刀:無銘(新刀岩捲)(保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS21402
刀:白鞘入り(保存刀剣)

銘:無銘(新刀岩捲)
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(岩巻)新刀 としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:66.5センチ
反り:0.6センチ
目釘穴:3個
元幅:2.98センチ
先幅:2.25センチ
重ね:0.64センチ
刀身重量:790グラム
時代:江戸時代 寬文の頃
体配:大擦り上無銘でも幅が広く重ね厚く反りが浅く中鋒のがっしりとした作品です。
地鉄:小板目肌よく詰んで練れ地沸がつく。
刃紋:沸出来互の目乱れ山が5個ほど連なりその先直刃となり再び互の目が5個ほどつらなった様子が3回ほど繰り返し足、葉が柔らかく入り飛び焼きが働き鎬地に焼きが入る。
帽子:匂口やや深く丸く先小丸に返る。

特徴:岩巻は美濃の刀工の派生で室町時代大永(1521年)頃の氏信から新刀期におよぶ刀工群で銘には濃州清水住と切る。 その清水とは東光寺の東側にある清水という池のことでそのあたりに岩巻鍛冶が集団で活躍していたと考えられます。日本刀大百科辞典より

葵美術より一言:岩捲鍛冶は需要に応じて大量に刀を制作していたので地鉄に荒れた部分が多い刀工だが、切れ味にとても優れていたと言われている。やがて江戸時代となり江戸時代の岩捲は地鉄も本作のごとく精良で美しくなります。そして刃紋も美濃刀のごとく飛び焼きや鎬地に焼きをいれたりして野趣に富んだ作品となります。

時代背景:室町時代、安土桃山時代の戦乱から世の中が落ち着いた平和な時代

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



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2022/10/02 (日) 09:52

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