AS22390 刀:助宗(島田)(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22390
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘: 助宗(島田) 

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は助宗(島田) としては 上々作 にランクされる作品です。
末古刀:中上作:業物:駿河                       
研磨済み
登録証番号:群馬県39775号 大名登録
交付年月日:昭和26年3月31日
鎺:金着一重
刃長:2尺4寸5分(74.24センチ)
反り:7分(2.12センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.26センチ
先幅:2.41センチ
重ね:0.62センチ
刀剣重量 760 グラム
時代:室町時代天文頃
体配:身幅が広く重ねしっかりと切先長く反りが深く付き表裏の棒樋を彫る堂々とした作品です。
地鉄:板目肌杢目肌が良く混じり地景風の筋が働き淡い映りが現れる。
刃紋:小沸出来丁字乱れ小足良く働き明るく冴えてその刃紋の破綻がなく見事な刃紋である。帽子乱れ込んで先掃掛となる 刃中、砂流、金筋が働く。

特徴:助宗(島田)は室町時代室町時代末期天文頃の作品でありますが短刀の製作が多く刀の製作は少ない。その地鉄は良く練れた作品で肌物といっても良いほどであります。秋広、広光などの影響が多くあって島田一派との繋がりがあったと考えられます。なお福永酔劍先生の日本刀大百科辞典にによれば初代助宗は文安3年(1444年)長亭1487年から永正(1504年)二代、天文(1532年)3代と言われている。

拵:
鍔:楕円形の鉄地に金、銀。素銅を象嵌させた作品です。
縁頭:鉄地縁頭に金、銀。素銅を象嵌させた作品
鞘:黒味がかった朱色に青貝を散りばめて中に黒い図を描く
目貫:金無垢?で鳳凰の図柄を彫る
鐺。鉄地縁頭に金、銀。素銅を象嵌させた作品
栗型:銀で龍とも魚とも思われる物体を高彫りする。

葵美術より一言:島田一派はわかりにくい部分がありますが駿河の刀工で地鉄は良く練れた肌目が良く見て取れる作品です。刃紋は相州伝風や小互の目に地鉄が肌立つ作品が多く飽きの来ない作品が多いと思います。本作は体配が良く地鉄が相州伝風に鍛え目が良く練れて肌目が良く見て取れる作品といえます。刀も良く拵えは庄内拵えで統一された素晴らしい作品です。 是非お勧めしたい作品と言えます

特別保存刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳



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2022/09/30 (金) 08:40

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