AS22328 脇差:尾州住兼武(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22328
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:尾州住兼武

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は尾州住兼武 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
末古刀から新刀初期:中作;尾張
鎺:素銅地一重
刃長:45.4センチ
反り:1.1センチ
目釘穴:2個
元幅:2.77センチ
先幅:2.77センチ
重ね:0.82センチ
刀剣重量:485 グラム
時代:江戸時代初期頃
体配:薙刀直しを思わせる作品で茎が厚く尾張の作品の特徴で本作も同様な重ねが厚い。
地鉄:小板目肌に杢目が混じり昌が入って良く寝れた作品です。
刃紋:沸出来尖刃が明るく冴えて帽子、乱れ込んで小丸に返る。刃紋と刃紋の間に砂流、細かな金筋が働く。

特徴:本作は室町時代末期から江戸時代初期慶長頃までの作品で刀剣博物館の鑑定書は尾州住兼武で特別保存に合格しておりますが登録証では銘は兼氏とついております。 しかし私見では兼氏とも読めますのでなんとも言えません。 しかし兼氏、兼武ともに尾張の刀工で同じ時代の刀工であると考えられます。中心が厚いのはまさに戦国時代のため中心の厚さがあり故意に製作したと考えられます。大変珍しい形態をした脇差で是非お勧めしたい作品です。

葵美術より一言:がっしりとした作品で特に中心の厚みがあり薙刀風の脇差も珍しく是非お勧めしたい作品です。尾張の侍が無骨な作品を好む傾向がありそのために変わった出来にしたのかもしれません。 大切先の薙刀から作られた脇差はしっくりと手に馴染み素晴らしい
作品と言えます。            

時代背景:戦国時代

特別保存刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳



落札価格:¥400,000

商品カテゴリー: ,

入札履歴

このオークションは終了しました。

最高入札者 : terrylaw1982

terrylaw1982
2022/10/06 (木) 02:09
¥400,000
オークション開始
2022/09/29 (木) 12:34

※ = 自動入札