AS22359 刀:備前国住長船清光(五郎左衞門)(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22359
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:備前国住長船清光(五郎左衞門)
天文二十四年二月日                        
            
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は備前国住長船清光 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み 上々作研磨
大名登録
登録証番号:三重県3618号
交付年月日:昭和26年5月24日
鎺:銀一重
刃長:2尺3寸(69.7センチ)
反り:7分5厘(2.27センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.11センチ
先幅:2.18センチ
重ね:0.77センチ
刀剣重量825グラム
時代:室町時代天文24年2月
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深くつき切先がのびた体配の良い作品です。
茎の銘が拵えのために多少削られている。
地鉄:小板目肌の杢目が混じり精良な地鉄となる。
刃紋:沸出来直刃基調に互の目が入り二重刃が入り帽子丸みとなり先掃掛となる。右側は丸く蛙が先掃掛となり先掃掛となる。
刃中、砂流柔らかな金筋が働く

特徴:清光は南北朝時代近くから室町時代末期まで続く刀工であり祐定と同様に活躍する刀工であると言われております。祐定は室町時代に多量生産方式で数多くの刀を製作いたしましたが一方清光は雑に製作した作品は少なく、本作は拵え製作のために茎を削った部分はありますができや銘売りから五郎左衛門と思われる精良な地鉄となります。研磨も上々クラスで出来も良く是非お勧めしたい作品です。登録番号も昭和26年に第一回といわれた大名登録といわれた作品で三重県の登録となっております。体配も良く地鉄が素晴らしく明るくさえた刃紋は素晴らしくねれて是非お勧めしたい作品です。

葵美術より一言 本作はあくまで私見ですが銘振りから五郎左衞門と思われる作品であると考えられます。地鉄が極めて素晴らしく刃紋も変化に飛んだ直刃を見事に焼いております。
            
時代背景: 戦国時代にあって特に祐定が多量生産で数多くの作品が製作されてゆきました。清光も同様な部分がありましたがそれほど備州銘は少なくかなりきちんと製作されていったと考えます。私見ですが最近ではまず出来の優れた作品で是非お勧めしたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳



落札価格:¥600,000

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入札履歴

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最高入札者 : masa

masa
2022/10/04 (火) 09:56
¥600,000
オークション開始
2022/09/27 (火) 12:30

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