AS22352 刀:肥前国河内守藤原正広以真鍛作之(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22352

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘: 肥前国河内守藤原正広以真鍛作之
寬文八年二月日

新刀:上作:肥前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥前国河内守藤原正広以真鍛作之としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金着二重
刃長:2尺3寸2分1厘 (70.333センチ)
反り:4分5厘(1.364センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.21センチ
先幅:2.16センチ
重ね:0.63センチ
刀剣重量:715 グラム
時代:江戸時代寛文8年2月
体配:身幅が広く重ね厚く反りがあり切先が伸びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌良く摘んで肥前地鉄となる。
刃紋:沸出来二重刃が混じり互の目乱れが入り帽子丸く二重刃となり返る

特徴:肥前国河内守藤原正広は時折以真鍛作之と入れることがある。
初代正広の子供で初名は正永、武蔵大掾、
武蔵守受領に寛文5年には河内守に転じ正広と改める。
元禄13年8月6日73歳で亡くなる
作風は初代同様です。

拵:
鍔:円形の鉄地に鳳凰や松の木を高彫し金で色絵をほどこす
縁頭:鉄地にススキの図柄を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒蝋色鞘
目貫:獅子の図柄を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言 私が初代、2代ともに評価するのは夏の青空に浮かぶ入道雲に稲光を思わせる作品を見事に再現している
からなのです。 色々な刀工が色々な形で描いておりますがまず出来の良い作品は圧倒される様な作品と言えます
本作は作風はやや異なりますが出来が良くまた拵えも良く出来ております。 是非ご紹介させて頂きたいと思います。
以真鍛作之と記入したり寬文八年二月日と製作年代を描くのも大変珍しい作品です。

葵美術正真鑑定書  特別保存刀剣
全身押し形 鶴田文佳
    



落札価格:¥1,200,000

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入札履歴

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最高入札者 :

2022/09/30 (金) 09:17
¥1,200,000
オークション開始
2022/09/24 (土) 11:14

※ = 自動入札