AS22319 刀:無銘(二王)(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22319
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘: 無銘(二王)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘に王 としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み上研磨
鎺:金着二重
刃長:69.1センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:3個
元幅:2.88センチ
先幅:0.8センチ
重ね:0.59センチ
刀剣重量;675グラム
時代:鎌倉時代文永2年頃 1264年
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深く付き
切先が長い体配の良い姿をした作品
地鉄:小沸出来詰んで無地風に近く指裏の棟、棟より15cmにところに大きな切り込み瑕が見て取れます。長年の保有で多少の大板目がでるが研磨でほぼ補修がなされております。地鉄に映りが良く現れる。
刃紋:匂出来風にのたれがかかり、小足が良く入り上品な作品と言えます。帽子、のたれて先焼き詰めとなる。

特徴:周防国二王派は清綱を事実上の祖として現存する彼の作品は文永2年1264年の作品がある。大和気質の作品が強くその流れは南北朝を経て室町時代にも及んでおります。同国には東大寺の寺が多く故に大和気質が高いと言われている。直刃出来に地鉄に白気映りが立ち刃紋は匂口がしまりごころとなり刃が潤むなどの特徴があります。

拵:
鍔:鉄地は若いが九曜門を描いた木工型鍔
縁頭:鉄地に唐草模様を金で描く
鞘:黒塗り鞘
目貫:銀で家紋を描く

葵美術より一言まず驚かされるのが指裏の棟、棟より15cmにところに大きな切り込み瑕があることです。 戦った人物とどのような戦いであったのか分かりませんが、その瑕が何よりも証拠になります。 当時を戦い抜いた戦争を思うと恐ろしい程の戦慄を覚えるのです。体配もよく鎺は金着二重長さも十分で気持ちの良い体配の良い作品です。拵えはどうか皆さまにお勧めしたい作品です。

特別保存刀剣
葵美術評価鑑定書 
全身押し形 鶴田文佳



落札価格:¥636,000

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入札履歴

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最高入札者 : spitfire588

spitfire588
2022/09/25 (日) 19:53
¥636,000
Gégé
2022/09/25 (日) 19:53
¥635,000
spitfire588
2022/09/25 (日) 19:41
¥631,000
Gégé
2022/09/25 (日) 19:41
¥630,000
spitfire588
2022/09/20 (火) 23:08
¥620,000
オークション開始
2022/09/20 (火) 10:54

※ = 自動入札