AS21123 刀：無銘（新々刀海部）

ご注文番号：AS21123

刀：陸軍軍刀拵え入り（保存刀剣）

銘：無銘（新々刀海部）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘（新新刀海部） としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺：素銅地に金色絵
刃長:77.0センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:2個
元幅:3.05センチ
先幅:2.07センチ
重ね:0.855センチ
刀剣重量:1085 グラム
時代:江戸時代後期
体配:約2cmほどの擦り上げ、７７cmと長寸で
身幅広く重ねが分厚い切先がややのびた姿の良い作品です。
地鉄：小板目肌に柾目が混じる。
刃紋：沸出来直刃に小足が入る。帽子は丸く返る。

特徴：新新刀海部に極まった作品で長寸で切れ味の良さそうな刀です。
海部という刀は徳島県海部郡で製作された作品で刀身に銘を切る作品が多く片切り刃も多い。
一般的に荒れた頑丈な作品が多く切れ味がよいとされ瀬戸内海の海賊などが好んで保有したと言われている。
かなり良くできた作品も多く、特に時代が下がると出来の良い作品が多くなります。

拵え：陸軍尉官の刀緒がついた作品。上部には家紋が付けられております。

葵美術より一言：本作は長寸でがっしりとした出来です。　是非この海部刀をお勧めいたします。

葵美術鑑定書
保存刀剣　　
全身押し形 鶴田文佳