AS22172 脇差：無銘（美濃）(仕込み杖)

ご注文番号：AS22172
脇差：白鞘入り、拵え付き(仕込み杖)

銘：無銘（美濃）　　

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘としては上作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺：素銅地
刃長:46.0センチ
反り:0.2センチ
目釘穴:2個
元幅:2.5センチ
先幅:1.9センチ
重ね:0.5センチ
刀剣重量 :355グラム
時代：室町時代末期
体配：直刀を思わせる無反りの作品で切先が伸びる
地鉄：小板目肌良く練れて肌立つ地鉄
刃紋：沸出来、互の目乱れに尖り互の目が混じり
連なり帽子乱れこむ。刃中、砂流、金筋が働く。

特徴：いっけんすると江戸時代を思わせるが
尖互の目が混じり切先から刃区まで連なり切先
乱れこむところから時代があがり室町時代末期と思われる。

拵：仕込み杖
特徴：きれいに塗られた竹杖のように見える拵えに脇差を仕込む。明治４年の廃刀令によって表立っては刀を持てなくなり、突然の襲撃に備えたり、また逆に襲撃の為に杖に日本刀を仕込んでいた時代背景があります。

葵美術評価鑑定書：全身押し形 鶴田文佳
※海外送料別途