AS22046-脇差: 康継於越前作之(越前三代)

説明

脇差: 白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: (葵紋)康継於越前作之(越前三代)

新刀: 中上作: 越前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は康継於越前(越前三代)としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき: 金着一重
刃長: 1尺7寸5分 53センチ
反り: 0.9センチ
目釘穴: 1個
元幅: 3.06センチ
先幅: 2.22センチ
重ね: 0.67センチ
刀身重量: 605グラム
時代: 江戸時代寛文の頃

体配: 身幅が広く重ねのしっかりとした作品で反り適度につき切先伸びる。
地鉄: 板目肌よく練れて黒味がかった地肌のよく練れた作品。
刃紋: 沸出来直刃基調に小足が入り、更に匂口深い直刃に、小互の目乱れとなる。帽子はのたれて互の目となり、丸く長く返る。

拵え:
鍔: 木瓜型の鉄鍔に貝の図を高彫りし金、銀、銅で色絵をほどこす。
目貫: 猪の図を高彫りする。
縁頭: 赤銅地に波の図を高彫りし金、銅で色絵をほどこす。
鞘: 朱堆朱風鞘
小柄小刀: 赤銅魚子地に波と千鳥の図を高彫りし、金色絵をほどこす。

葵美術より一言: 初代康継は肥後大掾を受領後慶長8年頃に家康より葵の紋と康の文字を茎に切ることを許され康継と改名をしました。以後数多くの作品を製作し、代々葵の紋と銘を使用しました。本作は身幅、重ねしっかりとした作品で、物打ち近辺より匂口が深くなり、やや荒々しい作風となっています。
重量のある作品で肉置きがよく、ボリューム感のある作品で、綺麗な地鉄に激しく乱れた刃紋が乗った作品です。
是非お勧めしたい見事な出来です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書: 全身押形 鶴田文佳


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2022/08/07 (日) 12:09

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