AS22196-刀:左近権少将出雲守藤原氏貞

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:左近権少将出雲守藤原氏貞
天正十六年八月吉日     
 
末古刀:中上作:三河                      
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 左近権少将出雲守藤原氏貞 としては 最上作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金着二重
刃長:67.2センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:2中1埋
元幅:3.26センチ
先幅:2.31センチ
重ね:0.63センチ
刀剣重量:600 グラム
時代:安土桃山 天正16年8月
体配:身幅が広く反りが深くつき、
鎺元の広さと先の広さがあまり変わらず切先が伸びる。
慶長新刀の体配。表裏に棒樋を彫る。
地鉄:小板目肌実に良く練れて美しい地鉄となる。
刃紋:沸出来刃区より互の目乱れ10cmほどのところに大きな互の目乱れを焼きその先ゆったりとしたのたれを焼き刃中、足、葉が盛んに働き砂流、金筋が働き足よく入る。帽子、のたれて返る。

特徴:左近権少将出雲守藤原氏貞は官位としては最も高く評価される。 皆様もご存知の通り一国氏貞として著名な刀工で初代氏房の弟子で若狭守氏房の兄といわれ美濃から尾張へと移住する。

拵:肥後拵え
鍔:円形鉄鍔に中は角形の鉄地に透かしを入れた作品
縁:鉄地を三つに分けて中に細かな紋様をいれ真ん中は紋様を入れない図 頭:赤銅地に肥後独特の紋様を入れる
鞘:黒印籠刻み鞘
目貫:花びらの紋様を高彫りし下に鮫皮は黒くして糸は皮で製作した作品

葵美術:本作の左近権少将出雲守藤原氏貞は天正十六年八月吉日に製作された作品で銘もしっかりと切れています。
左近権少将と刀工では最高位の官位を獲得しております。 慶長新刀の体配の良い見事な出来で是非みなさまにお勧めしたい作品です。拵えは肥後拵えで堂々としており、刀と良く取り合わせております。器用な刀工で本作の様な刃中に足、葉が激しく働く作品や皆焼刃文、飛騨守氏房や出羽大掾藤原国路とよく似た作品も製作しています。

葵美術正真鑑定書
特別保存刀剣    
全身押し形 鶴田文佳

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2022/08/06 (土) 10:29

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