AS22247 刀：雲州住長信造(特別保存刀剣)

ご注文番号：AS22247
刀：白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(委託品)

銘：雲州住長信造
天保十四年二月日　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
新新刀：上作：武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は雲州住長信造としては上々作 にランクされる作品です。
研磨済み

鎺：金着一重
刃長:70.7センチ
反り:2.9センチ
目釘穴:1個
元幅:3.3センチ
先幅:2.3センチ
重ね:1.06センチ
刀剣重量 1125 グラム
時代:江戸時代 天保14年
体配：身幅が広く重ね１.０５cmと厚く反りが深くつき
三つ棟となり切先やや長い健全な作品で瑕や荒れた部分はない。
地鉄：小板目肌良く練れて地沸が付き綺麗な無地に近い地鉄となる。
刃紋：沸出来直刃、小足がよく働く

特徴：雲州住長信は長雲斎綱俊の門人で松江藩工。江戸麹町の平川町に住み冬広と銘を切る作品もある。　刃紋は丁子刃で匂い深く
長雲斎綱俊の様な作風が多い、特に重ねが大変厚く反りが深く天保内の素晴らしい作品です。

拵：
鍔：円形の鉄地に阿弥陀鑢をかけて紋様を透かし彫りをほどこした刀匠鍔
頭：赤銅地に皺模様を入れる　　縁：鉄値に渦巻に龍を入れる
鞘：黒色皺風の鞘
目貫：鳥の羽を赤銅で高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言：この作品は重ねの分厚い作品で三と棟となった作品で生刃が残り健全な瑕、欠点のない作品です。
　　　　　　　　　　　　　
特別保存刀剣
葵美術正真鑑定書　
全身押し形 鶴田文佳