AS22229 刀:無銘(五条)(第62回重要刀剣)

説明

ご注文番号:AS22229
刀:白鞘入り、拵え付き(第62回重要刀剣)(太刀拵え:特別保存刀装具)

銘: 無銘(五条) 

鞘書:五条国永 長さ二尺一寸一分 表裏樋擦り上げ無銘也  代金子二百五十枚
明治23年庚虎 八月審査定為有 富清君記之  本阿弥長識

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘五条 としては 最上作にランクされる作品です。
古刀:最上作:山城
研磨済み
鎺:金着二重
刃長:63.8センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:3個
元幅:2.47センチ
先幅:1.51センチ
重ね:0.69センチ
刀剣重量 525 グラム
時代:平安時代中期 長元 1028年(藤代鑑定)

体配:大擦上無銘で表裏に棒樋を彫り身幅、尋常で重ねが厚く反りが深くつき切先が尋常な体配の優美な姿をした作品です。鎬造、庵棟、細身、元先の幅差がつき腰反りがつき先にいって反りふさりごころ
地鉄:小板目に所々流れ肌を交えてやや肌たち地沸、微塵につき地景細かに入り地景が細かく入り地映り風立つ。

刃紋:小乱れを主調に小互の目、小丁子などが混じり足よく入り匂口深く小沸良くつき焼頭に沿って湯走りが細かにかかる。  帽子、すぐに掃掛焼き詰風となる
茎:大擦上無銘、先栗尻、鑢目 目釘穴3 無銘

特徴:   この刀は細身で大擦上ながら元先の幅差がついて越反りが残る。小板目肌に地沸が微塵に厚くつき地景が細かく沸映りの立つ地鉄で焼き頭に沿って湯走りが入り金筋、砂流が細かにかかる出来でことに鍛えが清美であり、刃紋が小乱れ調に小互の目。小丁子を交えて典雅な趣を呈するなど五条派の特色が表出された優品である。  

拵:太刀拵えに特別保存刀装具
鍔:革包の鍔に縁を赤銅で巻く
縁頭:革
鞘:皮で覆われた作品でなかなか雅味のある作品です。
目貫:金無垢キリギリスの図

葵美術より一言:平安時代の作品でうつ伏せ心の体配となりさらに地鉄が素晴らしく良い詰んだ地鉄となります。平安時代の作品はめったに出てこない作品です

第62回重要刀剣
太刀拵えに特別保存刀装具
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳







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2022/07/03 (日) 08:52

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