AS22210 脇差:丹波守吉道(大阪丹波初代)(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22210
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:丹波守吉道(大阪丹波初代)

新刀:上作:良業物:摂津                      
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は丹波守吉道としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金着二重
刃長:46.7センチ
反り:1.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.46センチ
重ね:0.82センチ
刀剣重量 485 グラム
時代:江戸時代 承応の頃 1652年頃
体配:身幅が広く重ね厚い
地鉄:小板目肌良く詰んで地沸がつき綺麗な大阪地鉄となる。
刃紋:沸出来簾刃となり特に上部は激しく上部にまで刃が働き下に下がるのつけて穏やかな働きとなる。刃中、砂流、金筋、二重刃、三重刃と驚くほどに活躍する見事な作品です。

特徴:京初代の次男、三品金右衛門と称し正保頃丹波守を受領し寬文7年は70歳に相当する。この工は菊紋を切らない。 京丹波の2代の巡り争われたが初代の跡を京2代を引き取り次男であった三品金右衛門が大阪丹波を引き継いだ。  京は菊紋を許されておりましたが一方大阪丹波は許されず独自路線で歩むこととなった。 双方に連絡し合うことは当然あり簾刃は彼ら独自の秘密として大切に守られていくこととなった。

葵美術より一言:丹波守吉道に関して私の考えですが京より大阪丹波の方が一般的に上手な作品が多い様に感じます。 本作はがっしりとした作品で一先の部分が激しく働き一見すると京初代の作品を思わせ徐々に下に下がって
静かな刃紋となります。あまり簾刃を見せないその激しさに驚きを感じます。この素晴らしい出来の丹波を是非お勧め致します。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳



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2022/06/29 (水) 11:51

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