AS15970-太刀:(金粉銘)国吉(西蓮)

説明

太刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: (金粉銘)国吉(西蓮)
古刀:上々作:筑前                     
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は金粉銘)国吉(西蓮) としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み

鎺:金着二重
刃長:60.9センチ
反り:7分 2.012センチ
目釘穴:2個
元幅:2.7センチ
先幅:1.9センチ
重ね:0.6センチ
刀剣重量 465 グラム
時代:鎌倉時代 永仁の頃 1293年
体配:大擦上無銘金象嵌で国吉と銘がある。(西蓮)身幅、重ねしっかりとして反りが深くつき切先が伸び心
地鉄:板目肌実に良く詰まり肌目が細かく肌目がよくでて潤いのある地鉄となる。かすかに映りが現れる。
刃紋:小沸出来直刃基調に小互の目に小足が入る。  帽子、丸く返り先焼き詰めとなる。

特徴:西蓮は良西の子で実阿の父と言える刀工で光山押し型では文保5年二月といわれる銘文の太刀が所載されている。これによって国吉と西蓮は同一の人物と言われる。銘文は国吉2字銘の他に談義所国吉、西蓮、談義所西蓮などがあり銘文からおして談義所に仕えた刀工であると考えられる。談義所とは鎭西談義所のことと考えられる。鎭西談義所の作風は良西、実阿、と同様に鍛えが大模様となり肌立って流れ鉄色に黒味があり焼刃はほつれて匂口が潤むなど九州物伝統的な物が一般的である。刀剣博物館より引用
 
拵:革製の太刀拵え。太刀鍔まで革製、ほぼ全てのパーツを皮で製作し漆を塗った作品。
鍔:皮の太刀鍔
縁頭 皮の縁頭
鞘:皮製に漆を塗る
目貫:赤銅地に容彫った家紋に金色絵を施す。

葵美術より一言:この作品には金象嵌銘で国吉と書かれており所伝は正しいと言えます。昭和26年登録のいわゆる大名登録の作品で長く愛蔵された品物であります。 反りが高くそれほど九州物とは異なり精良な地鉄のよくあらわれた作品です。本作には金粉嵌で国吉(西蓮)があり、その出来も国吉と判断できる地鉄と刃紋を保有しております。おそらく相当くらいの高い大名クラスの人物が保有していたと考えられる作品で比較的健全であります。輪反りとなった反りのある作品で是非お勧めしたい見事な出来です

特別保存刀剣     
葵美術鑑定書 :全身押し形

落札価格:¥1,401,000

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入札履歴

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最高入札者 : TAKANESAMA39

TAKANESAMA39
2022/07/02 (土) 10:29
¥1,401,000
DMNK
2022/07/02 (土) 10:29
¥1,400,000
DMNK
2022/07/02 (土) 10:28
¥1,301,000
TAKANESAMA39
2022/07/02 (土) 10:28
¥1,300,000
DMNK
2022/07/02 (土) 10:27
¥1,201,000
OverKill
2022/07/02 (土) 10:27
¥1,200,000
DMNK
2022/06/26 (日) 01:32
¥1,150,000
オークション開始
2022/06/25 (土) 10:50

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