AS22152 刀:出羽大掾藤原国路(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22152
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:出羽大掾藤原国路

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 出羽大掾藤原国路としては 上々作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金着一重
刃長:69.2センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.02センチ
先幅:2.21センチ
重ね:0.64センチ
刀剣重量:750 グラム
時代:江戸時代寬文の頃
体配:2cmくらいの区送があり身幅、重ねしっかりと丸い茎棟を作り長さもあり反りやや深く付き切先は伸びごころとなる。
地鉄:板目肌ざんぐりとして出羽大掾藤原国路独特の肌合いとなる。
鎬地:地鉄と同様な地肌となり恐らく無垢鍛とも思われる
刃紋:沸出来相州伝風に乱れ匂口深く志津を思わせる風で刃中、砂流に金筋がよく働く。帽子はくびれて返る独特な三作帽子となる。なお表には地には大肌が見て取れる

特徴:出羽大掾藤原国路は堀川国広の門下生の一人で慶長18年3月以降同20年3月以前の間に出羽大掾 を受領したものと思われる。 のたれて先の尖った三品風の帽子が多い。初期には国道としたものや来と冠したものもある。下限の年紀には慶安5年77歳と行年をしるした作品もある。作風は備前伝以外は上手にこなし、特に相州伝が最も上手く、国広門下では最も優れた作品を残した人物で中でも志津や左文字の写しは最も評価される作品である。

拵:
鍔:円形の素銅地に耳を赤銅で巻き松の木と素銅地で彫り裏には川の流れを彫る
縁頭:赤銅魚子地に馬と木を高彫し金で色絵をほどこす  銘:横谷英次
鞘:焦げ茶色石目地鞘
目貫:赤銅地で馬の図柄を高彫りする。

葵美術より一言:本作は相州伝なかでも志津風の出来で刃中、砂流、金筋がよく働き匂口の深い互の目乱れに大互の目乱れを焼き上げその力量は浸透の中でも圧倒される作品と言えます。この作品にはしっかりとした拵えがついております。

特別保存刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳



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2022/06/19 (日) 10:07

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