AS22166 脇差：肥州河内守藤氏正廣

ご注文番号：AS22166
脇差：白鞘入り(特別保存刀剣)

銘：　肥州河内守藤氏正廣　　

新刀：上作：肥前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は最高作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺：金着一重
刃長:52.85センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:1個
元幅:3.14センチ
先幅:2.37センチ
重ね:0.73センチ
刀剣重量 655 グラム
時代：江戸時代
体配：身幅が広く重ねの厚い反りが深くつき
切先がやや大きく伸びてがっしりとした作品です。
地鉄：小板目肌良く現れ
小貫肌すなわち肥前肌と呼ばれる作品です。
刃紋：沸出来。匂口の深い互の目乱れとなり積乱雲のごとく乱れ込み刃中、砂流、長い金筋が激しく働き最高傑作の刃紋となる。

葵美術より一言：肥州河内守藤氏正廣及び初代の河内大掾正広は夏の青い空に浮かぶ積乱雲の様相を伝えた刃紋を製作し雲の中に激しくあらわれた稲妻、金筋が良く現れております。このような刃紋は彼ら以外はなかなかできません。　素晴らしい豪快な光景がこの脇差の中に映し出されているのです。是非ご紹介したい名品です。

葵美術正真鑑定書　　　
特別保存刀剣
全身押し形 鶴田文佳