AS20202 脇差:備州長船勝光(保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS20202
脇差:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)(委託品)

銘:備州長船勝光

鞘書:備州長船勝光 文明頃

藤代鑑定 :末古刀:最上作:大業物:備前                
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 備州長船勝光としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:59.5センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:5 個
元幅:2.75センチ
先幅:2.0センチ
重ね:0.6センチ
刀身重量: 500 グラム
時代:室町時代明応の頃
体配:身幅、重ね尋常な反りの深い切先が延びた作品で
表裏に棒樋を彫る。当時流行した片手打ちの作品
地鉄:小杢目肌実に良く詰んで地錵が良く付き、鮮明な乱れ映りが現れる
差表に樋の中と地に瑕が現れるが刃の中は瑕はありません。
刃紋:小錵出来丁字乱れに袋丁字乱れとなり
刃中、小足、葉が柔らかく働き砂流し金筋が盛んに働く

特徴:備州長船勝光は備前では最上作として評価されている刀工で
弟には宗光がおり数多くの合作刀を制作しております。備州長船勝光は文明頃初代として7代続く備前の名門の刀工群である。文明頃にはかなりの刀剣が中国に輸出されたといわれる。室町時代の戦乱の時代を戦地で大量の刀剣が鍛刀された。当時作刀された刀剣はすべて地金が精良で末期の地金とはかなり異なります。六郎左衛門祐光の長男は右京亮勝光で弟は左京亮勝光と称し、数多くの名作を残している。本作は多少研ぎで減った部分もあるが、地鉄の状態が良く、それほど目立たない。映りが現れ、華やかな丁字乱れの楽しめる作品です。

拵:
鍔:円形の鉄鍔で耳には鉄骨があらわれ稲光と太鼓と思われる図柄を透かし彫りを
ほどこす。尾張鍔と思われる作品です
縁頭:赤銅地 魚子仕立てに獅子と牡丹を高彫りし、金色絵をほどこす。
鞘:黒石目地鞘
目貫:布袋様と思われる図柄を高彫りし、銀と金色絵をほどこす。

葵美術より一言:当時騎馬戦から地上で戦うために扱いやすい刀剣が求められ片手打ちと称される2尺程で茎が短い刀が流行しました。 本作は59.5cmとほぼ刀の長さに近く時がねが」良く華やかな丁字乱れの作品で明るく冴えた素晴らしい出来です。 多少小瑕はありますがそれを超えた作品です。付属する拵えも尾張鍔で縁かしらも目貫を大変作品を使用しており勝光と良く合っております。白鞘には備州長船勝光とかかれております。 最上作、大業物として評価された作品を是非お求め下さい

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

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2022/06/14 (火) 17:08

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