AS22064 寸延び短刀(脇差):越前国住兼則

説明

ご注文番号:AS22064
寸延び短刀(脇差):白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)(特別貴重刀剣)

銘:越前国住兼則 
                           
新刀:中作:越前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は越前国住兼則としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地と金色絵二重はばき。
刃長:32.6センチ
反り:0.2 センチ
目釘穴:1個
元幅:2.81センチ
重ね:0.63センチ
刀身重量:280グラム
時代:江戸時代 寛永の頃
体配:身幅重ねしっかりとした短刀で反りが少しある。 
地鉄:小板目肌良く練れて地沸が付き綺麗な地肌となる。
刃紋:沸出来小丁子乱れに小互の目乱れとなり、
足良く働き帽子丸く返る。
刃中には砂流、金筋が働き見るべき景色が多い。

特徴:作品は越前兼則に似ている。 美濃の兼則より続いた刀工です。
皆様ご存知の様に江戸時代になると短刀の製作が激減し
慶長以降短刀の製作は完全に消えてなくなりました。 
本作は寸帯び短刀といわれますが短刀として考えた方が良いでしょう。
そのため江戸時代末期に至るまでは短刀は大変貴重でありました。  
幕末になると短刀の製作は流行して参りました。これは戦争が起こっていた時代は短刀の製作も多くなっていった証査なのです。したがって江戸時代後半近くまでは短刀の在銘品は貴重であります。

拵え:
鍔:竪丸形の鉄鍔に傘をさす人物と蛙を高彫りし金色絵
目貫:獅子の図を高彫りし金で色絵をほどこす。
縁頭:赤銅魚子地に獅子の図を高彫りし金で色絵をほどこす。
小柄小刀:赤銅魚子地に獅子牡丹を高彫りし金で色絵をほどこす。
鞘:皺模様の黒色と金色の鞘

葵美術より一言:表面の上部には多少の荒れた部分がありますが
小ずんだ刃紋はよく出ております。是非お勧めしたい作品です。

保存刀剣鑑定書+特別貴重刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田 文佳




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2022/06/09 (木) 09:07

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