AS22041 脇差:賀州辻村出羽守藤原氏高平(特別保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS22041
脇差:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:賀州辻村出羽守藤原氏高平                                
元禄九年二月大吉日 四拾六歳作之(花押)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は藤原氏高平としては最上作にランクされる作品です。
新刀:上作:加賀
研磨済み上々研磨済
はばき:加州はばき
刃長:1尺5寸 45.45センチ
反り:5分 4.515センチ
目釘穴:1 個
元幅:3.07センチ
重ね:0.73センチ
刀身重量:510グラム
時代:江戸時代元禄九年
体配:長巻を直した様な作品で身幅・重ねがしっかりとあり、生刃が見て取れる。
地鉄:柾目肌がよく通り綺麗な自鉄となる。
刃紋:沸出来、匂口の深い互の目乱れの刃紋を破綻なく製作している。帽子は尖って返る。 刃中の互の目乱れに金筋、砂流が盛んに働く。 帽子は最後に沸が掃掛となる
   
特徴:本作はおそらく三代の兼若の作品であろうと考えられます。父又助の晩年には代作をもこなしていたようです。

葵美術より一言:本作において最も素晴らしい点は銘です。賀州辻村出羽守藤原氏高平/四拾六歳作之(花押)元禄九年二月大吉日と刻まれています。私は今までに賀州辻村出羽守藤原氏高平といった銘は見たことがありません。また、四拾六歳作之(花押)元禄九年二月大吉日と刻まれているので、彼の正式な年齢が判明しました。本作は柾目出来に互の目乱れ、濤乱刃に近い作品で砂流、金筋が盛に入り出来が極めてよいです。歴史的価値のある逸品としても、是非お勧めしたい彼の傑作刀です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形



落札価格:¥600,000

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入札履歴

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最高入札者 : itomann

itomann
2022/06/07 (火) 21:22
¥600,000
オークション開始
2022/06/05 (日) 10:16

※ = 自動入札