AS10213-刀:無銘(大和志津)

説明

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(委託品)
銘:無銘(大和志津)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(大和志津)  としては 上々作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:銀一重鎺
刃長:69.4センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:2個
元幅:2.8センチ
先幅:2.245センチ
重ね:0.59センチ
刀剣重量:660グラム
時代:南北朝時代
体配:大擦上無銘、身幅、重ねしっかりとした作品で反りが深くつく
地鉄:板目肌よく練れて地沸が付き映りが現れる
刃紋:沸出来互の目乱れ匂口柔らかく足、葉が働き刃中、砂流、金筋が働く。帽子は乱れ込んで掃掛となり、金筋が働き、焼き詰め風となる。
鎬地:板目に柾目が混じり棟から鎬地前半にかけて焼きが長く入る。

拵:
鍔:円形の鉄鍔で櫃穴のない刀匠鍔。金象嵌で蜘蛛の糸を描き、細かな穴があけてある。
縁頭:赤銅地に菊の紋様を高彫し金で色絵をほどこす。
鞘:黒蝋色鞘
目貫:赤銅で古美濃風に植物を高彫り、金色絵をほどこす

葵美術より一言:本作の大和志津は格調ある作品です。身幅と重ねが十分で反りが強く、切先が大きくのびた素晴らしい体配です。特に刃紋は上下に働き、帽子は相当に乱れ込んで精細な刃紋と言えます。拵えも雅味のある作品であると考えます。是非お勧めしたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形


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2022/06/04 (土) 12:32

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