AS19498 刀:肥前国住武蔵大掾藤原忠広（無保証）

ご注文番号：AS19498
刀:拵え入り

銘: 寛永七年八月吉日
肥前国住武蔵大掾藤原忠広（無保証）

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥前国住武蔵大掾藤原忠広(偽名)としては上作にランクされる作品で
す。
研磨済み
はばき:銀一重
刃長:75.2センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:1個
元幅:3.01センチ
先幅:2.11センチ
重ね:0.66センチ
刀身重量:820グラム
時代:江戸時代寛文の頃
体配:身幅が広め、重ねやや厚く反りが浅く
切先が延びた寛永頃の作品
地鉄:板目肌よく練れて柾に流れ肌立ち地錵がついて地景が交じる。
刃紋:錵出来。のたれに所々小さな互の目乱れが交り帽子丸子返る。

特徴:銘は一生懸命に切っているが、残念ながら偽銘であります。

拵:
鍔:木爪型鉄鍔に和船に乗る人物と遠方には雁の飛ぶ景色を描く 正阿弥鍔
縁頭:赤銅地で波の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:朱と黒の図柄を入れる
目貫:槍と思われる図柄に柄杓と思われる図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。 江戸時代後期頃

葵美術より一言:この作品は残念ながら偽銘であります。しかし地鉄は良く地景が良く入り、刃紋はのたれており臆見すると安定を思わせる出来であります。居合刀として又は抜刀として鑑賞にも適した作品と云えます。

葵美術評価鑑定書:全身押し形
※海外送料別途