AS22095 刀:肥後大掾藤原下坂(初代 康継)(第33回重要刀剣)

説明

ご注文番号:AS22095
刀:白鞘入り(第33回重要刀剣)

銘: 肥後大掾藤原下坂(初代 康継)

鞘書:肥後大掾藤原下坂 初代康継初期作の一出来珍
同名現存し珍重斎藤茂一郎氏?愛の一 
刃長二尺四寸六分半有し
昭和五十年盛夏吉日 於新潟 寒山誌

日本刀辞典 新刀編288ページ
康継大鑑 康継大鑑図譜5ページに記載

新刀:上々作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥後大掾藤原下坂としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:金着二重鎺
刃長:2尺4寸6分(74.55センチ)
反り:6分0厘(1.82センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.0センチ
先幅:2.1センチ
重ね:0.62センチ
刀剣重量:765 グラム
時代:江戸時代慶長時代  
体配:身幅が広く重ね厚く反り深くつき切先が伸びる
地鉄:小板目肌良く練れて地沸が付き地景が入り肌目がよく見て取れる。
鎬地:小板目肌に柾目が練れて綺麗な地鉄となる。
刃紋:沸出来小互の目乱れ小足さらに足が長くよく働き刃中、砂流、長い金筋が良く働き帽子のたれ心に小丸に返る

特徴:この康継は古来より有名な作品で藤代刀工辞典や康継大鑑に掲載されています。元は斎藤茂一郎氏が所持した作品です。肥後大掾藤原下坂という銘はこれまでにも存在しており康継大鑑にも10点近くが収録されております、重要文化財に指定された作品は平打の作品で竹と梅が描かれており目釘穴のない神仏に寄進されたもので、康継に改名した後の作品としては最も古い作品です。肌立った地鉄は彼独特でおそらくは南蛮鉄が使用されていると考えます。その後は徳川将軍に求められれて著名な刀工として活躍することになります。

葵美術より一言:この肥後大掾藤原下坂は戦後昭和26年3月31日にいわゆる大名登録された作品です。鞘書を書いた佐藤寒山先生は康継大鑑を編纂なさいました。この刀も掲載されております。当時の丁寧な文字とその後に書かれた達筆で慣れた感じのする文字とはかなり違っております。是非お求めください。

第33回重要刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳





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2022/05/17 (火) 14:25

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