AS22076 脇差:(折返銘)真□(伝千手院)

説明

ご注文番号:AS22076
脇差:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(小柄・笄に保存刀装具)

銘:(折返銘)真□(伝千手院)

鞘書:和州千手院擦り上げて古木な味わい二字折り返し銘ありて真以下が反読難しく古来
小太刀様式也 流れ柾を交え肌立心の板目鍛えに小沸つく直刃打除ほつれ食い違い刃、小
模様の湯走り等を交える刃紋を焼き帽子が掃掛が強く鎌倉時代を降らぬ同派と関せられる
優品なり 裏:刃長1尺7寸半時在壬寅季五陽 探山誌

古刀:千手院
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は (折返銘)真□(伝千手院)としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:51.6センチ
反り:1.0センチ
目釘穴:2個
元幅:2.52センチ
先幅:2.06センチ
重ね:0.56センチ
刀剣重量:525グラム
時代: 鎌倉時代 中期 宝治頃 1247年
体配:小太刀風の作品で折り返し銘であることが貴重である。鎬から当時の肌目が良く見
て取れ、無垢鍛えの作品であることがわかる。
地鉄:板目肌の大板目肌が混じり地沸が付き写りが現れる。
鎬地:板目肌の大板目肌となる。
刃紋:直刃出来に小沸でき、食い違い刃、湯走り、打除が入り帽子丸く掃き掛けとなる。
特徴:どしっとくる重さのある作品で肉置きがよく鎬地が残り当時の鍛えが良く見て取れる。

拵:小柄・笄に保存刀装具 無銘(京金工)
鍔:鉄鍔に周りをゆったりと彫り秋草秋虫を金で描く
縁頭:赤銅地で波の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
鞘:青貝散らしに黒い筋を入れる
目貫:赤銅で雲の図柄を描き上には金で器の思われる図柄を金で描く
鐺:赤銅地に金で紋様を描く
小柄:赤銅魚子地に犬の図柄を高彫し金で色絵をほどこす。可愛らしい小柄です。
小刀:金光山藤原清長と銘がある。
笄:赤銅魚子地に犬を高彫り。可愛らしい笄です。

葵美術より一言:恐らくとても大切に保存され続けてきた一振りです。健全であり拵えも見事な作品です。折り返し銘の「真」はよめますが次の文字が読めないため誰とは識別はできませんが、鎬地が残っているので時代の判別はつきやすいです。田野辺先生の見事な鞘書きもあり、お薦めできます。

特別保存刀剣
小柄・笄に保存刀装具
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳





落札価格:¥1,501,000

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入札履歴

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最高入札者 : raback

raback
2022/05/19 (木) 10:10
¥1,501,000
wmcshing
2022/05/19 (木) 10:10
¥1,500,000
wmcshing
2022/05/19 (木) 10:09
¥1,302,000
raback
2022/05/19 (木) 10:09
¥1,301,000
wmcshing
2022/05/19 (木) 04:39
¥1,151,000
rickpurzer
2022/05/19 (木) 04:39
¥1,150,000
wmcshing
2022/05/17 (火) 12:16
¥1,101,000
rickpurzer
2022/05/17 (火) 09:51
¥1,100,000
オークション開始
2022/05/12 (木) 09:26

※ = 自動入札