AS21315 薙刀:九州肥後同田貫源左衛門

説明

ご注文番号:AS21315

薙刀:白鞘入り(特別保存刀剣)

銘:九州肥後同田貫源左衛門  

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は九州肥後同田貫源左衛門としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地一重
刃長:52.9センチ
反り:2.3センチ
目釘穴:2個
元幅:2.97センチ
重ね:0.9センチ
刀身重量: 935グラム
時代:室町時代末期
体配:長さほぼ53cmと長寸の薙刀で身幅が
廣重ね厚くがっしりとした体配の良い薙刀です。
地鉄:板目肌よく練れて肌たち黒味のする北國地金
淡い白気映りが見て取れる。
刃紋:小沸出来互の目乱れが連なり、
刃中に葉が盛に働き砂流、金筋が盛に働く
鎬地には焼きが入る。

特徴:九州肥後同田貫源左衛門の生茎が貴重な極めて長寸の薙刀である。
同田貫派は延寿の末流として古刀末期に肥後(現在の熊本県)で興った一派で、
加藤清正の刀工として活躍した。正国と、清正から「清」の文字を賜った清国が著名である。
他に俗名のみを切るものもあった。加藤清正好みの豪壮な実戦刀をはじめ、
野戦用の槍や薙刀もかなり製作された。幕末には正国の子孫が再興した。
本作は室町時代末期 慶長頃に活躍した同田貫源左衛門によるものである。
長寸の刃長に加え、生茎が大変貴重であり長い
年月の間大切に扱われてきた事を物語っている。
他の同田貫源左衛門の作には菊池住と切り添えた物や、文禄・慶長の年紀を切り添えた物がある。

葵美術より一言:加藤清正は繊細な刀剣はこのまず実用的ながっしりとした刀剣を
好んでより強く戦える刀、薙刀、槍の制作を部下の同田貫一派に命じ制作させた。
安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将で熊本などでは現代でも、清正   
公さん(せいしょうこうさん、せいしょこさん)と呼ばれて親しまれている徳川方に
付きその戦功で肥後国1国と豊後の国の一部を与えられ熊本藩主となった。
しかしながら江戸時代という平和な時代となり無骨な同田貫の作品は無用の物となったため
廃れてしまった。しかし現在ではこの無骨な野趣に富んだ作品を求められる方々が多く人気は高まっております。
野趣に富んだ同田貫の薙刀で生の作品は少なく是非お勧めしたいと思います。
なお出来が良いので刀剣博物館では特別保存刀剣に 認定されております。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
※海外送料別途



落札価格:¥861,000

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入札履歴

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最高入札者 : taku.k.70226v

taku.k.70226v
2022/05/16 (月) 20:43
¥861,000
Yatono
2022/05/16 (月) 20:43
¥860,000
taku.k.70226v
2022/05/16 (月) 20:42
¥851,000
Yatono
2022/05/16 (月) 20:42
¥850,000
taku.k.70226v
2022/05/16 (月) 02:08
¥800,000
オークション開始
2022/05/11 (水) 11:00

※ = 自動入札