AS19496 刀：祖越中御則重二十四代末裔(保存刀剣)

ご注文番号：AS19496
刀：白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘：祖越中御則重二十四代末裔
呉服山富士太郎則利造之　　　　　
新刀：越中　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は呉服山富士太郎則利造之としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
刃長:70.6センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:1個
元幅:2.95センチ
先幅:2.22センチ
重ね:0.77センチ
刀剣重量 810グラム
時代：江戸時代天和の頃
体配：本作は身幅、重ね尋常な先反りがあり切先がのびた体配の良い姿をした作品です。
地鉄：板目肌にも杢目肌が練れて地沸がつき
地景が混じり肌目が大きく練れて地鉄が良くみて取れる
鎬地：地の板目肌と同様な地鉄となる。おそらく１枚で製作したと考えられる。
刃紋：刃区より直刃その先丸みを帯びた互の目乱れとなり古作吉井一派の作に似る。　帽子丸く返りはきかける。

特徴：藤原則房の子で祖越中御則重二十四代末裔と記載されている。　特に地鉄に特徴がある。則重を思わせる作品で出来も良い。

拵：
鍔：角形鉄鍔に透かしを入れた珍しい鍔：在銘　水戸住??作
縁頭：　赤銅地に花の図柄を高彫し金で色絵をほどこす
鞘：青貝散らしと茶色の線を線を入れる
目貫: 赤銅地に家紋を高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言：　本作は長さもあり重ねの厚い作品で出来もすぐれた作品です。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書：全身押し形 鶴田文佳