AS21730 脇差:筑前住信国吉政(2代)(保存刀剣)

説明

ご注文番号:AS21730
脇差:拵え入り(保存刀剣)

銘: 筑前住信国吉政(2代)
                                 
新刀:上作:筑前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は上策ランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地一重
刃長:52.4センチ
反り:0.8センチ
目釘穴:1個
元幅:2.92センチ
先幅:2.17センチ
重ね:0.7センチ
時代:寬文の頃
体配:身幅が広め重ね厚く反りが浅いで切先がのび心の作品
地鉄:小板目肌良く練れて地沸がつき綺麗な肥前地鉄となる
刃紋:沸出来直刃刃紋で明るく冴えて帽子丸く返る

特徴:筑前住源信国吉政二代は通称平四郎と称す。貞亨五年八月68歳で亡くなる。日本刀辞典(福永酔剣博士)によると松尾芭蕉が
元禄貳年(奥の細道)の道すがら越後の親不知の峠に差しかかった
所二人の山賊が表れ太刀をかざし身ぐるみ脱いでゆけと脅迫した。
芭蕉は何も金目の物は無いがこの鉄如意は九州に行った時に信国吉政が心を込めて鍛えてくれた物でこれをやろうとその鉄如意をさしだした。山賊どもはその威厳に押されたかこそこそと逃げ去った。
この話が事実ならその鉄如意は二代吉政が製作した作品であったことになる。と記載されております。鉄如意とは読経や説法の際に講師となる僧がたずさえる棒状の具。

拵:
鍔:鉄地に8形の丸みを帯びた線を入れ花模様を入れた鍔
縁頭:鉄地に桜の花を赤銅で高彫し金で色絵をほどこす
鞘:黒色の紋様に桜の花を描く
小柄:赤銅地で模様を描く
割り笄:小柄に同様の先模様を描く
栗型:鉄地に鉄地を入れ鳥の飛ぶ姿を描く

葵美術より一言:拵えの目抜きは故意につけてはおりませんが
つける事は可能です。また柄糸直しには別途3万円がかかります。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳
 ※海外送料別途



落札価格:¥285,000

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入札履歴

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最高入札者 : Damp

Damp
2022/05/08 (日) 19:06
¥285,000
オークション開始
2022/05/05 (木) 10:31

※ = 自動入札