AS21474 太刀:国家(無鑑査)(東京都指定無形文化財)

説明

ご注文番号: AS21474
太刀:白鞘入り

銘:国家(無鑑査)(東京都指定無形文化財)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は国家としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み:最上研磨
はばき:金着一重
刃長: 73.7センチ
反り:2.7 センチ
目釘穴:1 個
元幅: 3.44センチ
先幅: 2.37センチ
重ね:0.79cm
刀身重量: 925グラム
時代:現代
体配:身幅が3.44cmと広く重ね厚く(0.79 cm) 反りが深くつき表裏の棒樋を彫り鋒がややのびた鎌倉時代の体配をした作品で生刃を大きく残した健全な肉置きの良い素晴らしい体配をした作品です。
地鉄:小板目肌実に良く摘んで地沸がつき美しい地鉄となる。
刃紋:小沸出来丁子乱れが激しく足よく入り、重花丁子乱れとなり刃中に金筋が働き鋒、乱れこむ。

特徴:吉原荘二と称し祖父であった国家の鍛錬方法を手伝いながら学び父2代目が死後37歳で新作名刀展覧会において無鑑査に承認され3代国家を襲名した。兄に義人がいる。努力賞,特賞を立て続けに取得し平成20年、東京都指定無形文化財に認定される。特に海外にも有名で映画ラストサムライでは刀鍛冶役として出演し米国でも鍛錬所を所有して米国でも多くの作品を制作している。 伊勢神宮での宝剣を制作したりして活動範囲の広い刀工です。
     
葵美術より一言:本作は福岡一文字を写して見事に成功させた作品です。 華麗な丁子乱れ、重花丁子乱れの刃紋に金筋が働き明るく冴えて刃紋は激しく乱れ鎬地に達する激しい作品で最高傑作品といえるできです。

葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳


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2022/04/28 (木) 11:45

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