AS21735 太刀：備州長船自光(よりみつ)

ご注文番号：AS21735
太刀：白鞘入り、拵え付き（特別保存刀剣）（特別貴重刀装具）

銘：備州長船自光　よりみつ
　　　　　明徳□年十月日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 備州長船自光 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき：銀一重
刃長：６４.０センチ
反り：１．３センチ
目釘穴：２個
元幅：２.８４センチ
先幅：１.８７センチ
重ね：０．７センチ
刀身重量：６００グラム
時代：南北朝時代末期
体配：初茎で身幅、重ね尋常な反りは適度に付き切先がのびた体配の作品です。
地鉄：小板目肌に杢目肌が混じり地沸が付き地景が入った素晴らしい地鉄となり映りが現れる。
刃紋：小沸出来、古互の目乱れ、丁子乱れが混じり砂流、金筋が働く
帽子：乱れ込んで丸く返る

特徴：滅多に出てこない備州長船自光（よりみつ）の作品で南北朝時代末期明徳年号が入り、初茎です。

拵：特別貴重刀装具
鍔：大振りの四分一地に周りを縄模様で窪みをつけ表面には波の激しく荒れた部分を彫り上部にはなにかの文様を入れる
縁頭：波の紋様を四分一地の刻み所々に飛沫を高彫し金で色絵をほどこす
鞘：見事な梅花皮鞘に筋を入れて固めた鞘です。
目貫：波と動物を赤銅地で高彫し金で色絵をほどこす

葵美術より一言：自光の見事なよく詰んだ地鉄に小互の目乱れを焼きあげた裏銘がある生の作品です。この時代で表裏に銘がある作品は極めて少なく貴重といえます。さらに見事な拵えがついております。ぜひお求めください。

特別保存刀剣鑑定書
特別貴重刀装具鑑定書
葵美術評価鑑定書：全身押し形 鶴田文佳