AS20487 刀：無銘(高田）

ご注文番号：AS20487
刀：拵え入り（保存刀剣）

銘：無銘(高田）

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(高田）としては上作にランクされる作品です。
鎺：　素銅金色絵はばき
刃長:2尺0寸7分(62.7センチ)
反り:5分5厘(1.67センチ)
目釘穴:3個
元幅:2.77センチ
先幅:2.14センチ
重ね:0.54センチ
刀剣重量:720グラム
時代：室町時代　中期頃
体配：大擦上無銘で身幅、重ね尋常で反りは深くつく
地鉄：小板目肌練れて移りが現れる
刃紋：小沸出来直刃調の互の目乱れが混じり足が良く働く。帽子は片面乱れ込となり片面は丸く掃掛となる

特徴：この刀は反りが深く一見しただけでは時代を間違えるかもしれません。刀剣博物館では無銘高田と鑑定されました。私見では反りが深くつき写りが現れ一見すると一文字を見る風情です。　　しかしながら互の目乱れが細かく硬さを感じさせますので時代が若いのだと考えます。鎬地は柾目が強く出ております。

拵：
鍔：南蛮鍔。中に４個の錨を透かし彫り。大変珍しく、良く出来た鍔です。
縁頭：素銅地に線を入れる
鞘：黒蝋色鞘
目貫：獅子を真鍮に高彫りする。
柄糸：皮

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書：全身押し形 鶴田文佳

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